31:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:11:11.46 ID:rf/2zYAI0
…………
P「ほら、千早。店からでたぞ」
千早「うう、プロデューサー。恨みますからね……」
32:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:12:12.11 ID:rf/2zYAI0
P「ごめんな千早、久しぶりにお前と飲めて舞い上がってたみたいだ。今タクシー呼んだから少し待っててくれ」
千早「はい……」
P「ふぅ……」
33:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:13:10.07 ID:rf/2zYAI0
亜美「それにしても今日は意外だったよー」
P「ん、何がだ?」
亜美「兄ちゃんが色々考えてプロデュースしてること。ほら、幼い頃の心の傷は――とか」
34:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:14:08.25 ID:rf/2zYAI0
亜美「じゃあ何で教師にならなかったの?」
P「……教師には向いてないと思ったからだよ」
亜美「なんで?兄ちゃん面倒見いいし、絶対生徒に好かれると思うけどなー」
35:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:15:21.96 ID:rf/2zYAI0
P「はは、たしかにお前のイタズラには手を焼いたよ。――でも、俺がプロデュースしてて一番達成感があったのは間違いなくお前だよ、亜美」
亜美「え、亜美が!?」
P「ああ、ちょうど思春期に入る頃だからな。特に気を使ったんだぞ」
36:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:16:21.22 ID:rf/2zYAI0
亜美「ま、亜美の知らないところで色々頑張ってくれたんだね。一応お礼はしておくよ」
P「はは、子どもがそんなこと気にするな」
亜美「む、亜美はもう子どもじゃないよ!ナイスバディの淑女だよ!」
37:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:17:44.79 ID:rf/2zYAI0
P「はは、……亜美この機会だから言っておくな。トップアイドルになってくれてありがとう」
亜美「ちょ、ちょっとどうしたの兄ちゃん。これから死んじゃうみたいだよ?」
P「おいおい、縁起でもないこと言うなよ……」
38:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:18:43.12 ID:rf/2zYAI0
P「俺はな、一度教師という道を諦めた。だから、お前ぐらいの年齢の子どもをプロデュースするのは正直不安だったんだよ」
亜美「兄ちゃん……」
P「でも、お前は本当に前向きで俺の不安なんか吹き飛ばしてくれたよな。亜美、お前がトップアイドルになった日のこと覚えてるか?」
39:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:19:42.26 ID:rf/2zYAI0
P「今の俺がいるのは亜美のおかげだ。ありがとう、亜美」
亜美「兄ちゃん……うん!」
P「はは、なんだか照れるな」
40:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:20:49.72 ID:rf/2zYAI0
亜美「ほら、千早お姉ちゃん。タクシーが来たよ!」
千早「ええ、分かったわ――お、ととと」フラッ
亜美「もう、千早お姉ちゃん大丈夫?」
41:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:22:53.52 ID:rf/2zYAI0
P「よし、俺も帰るか。――ケータイ取り出しポパピプペっと」
P「あ、もしもし俺だ。――ああ、今から帰るよ」
P「ん?声が嬉しそう?ああ、実は嬉しいことがあってな――ああ、帰ってからたくさん話すよ。それじゃあな」ピッ
50Res/21.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。