過去ログ - 恭介「よしお前ら、エロゲを買いに行こう」
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26:名無しNIPPER[saga]
2016/02/15(月) 13:34:54.14 ID:Fquu6YtJ0
謙吾が、左にいる時は真人は右に。
真人が、右にいる時は謙吾が左に。
つまりクドの2つの眼はむさ苦しい男しか捉えられなかった。
そうでなくともクドは素直なので謙吾の突然のリクエスト通りに2人の行き来する回数を必死に数えることに夢中で、文字通りの意味で恭介達の方は眼中に無かったのである。

「さあ早く買え恭介!俺たちが全力を出せているうちに!!」

恭介はこれほど2人に感謝したことは無かった。個人的なありがとう度で言えばあの世界にいた頃よりもはるかに気持ちは上回っていた。
しかし、まだ問題は残っている。

「さ、さあ早く買おうよ恭介!」

「いや。まだダメだ…」

苦心で掴み取ったチャンスを持っているにも関わらず、まだ足をレジへ運ぼうとしない恭介に理樹は苛立ちを覚えた。

「どうして!?」

「…………まだ…どっち買うか決めてねえ…」


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