3: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/02/10(水) 23:31:51.45 ID:YXsWCBfM0
俺の不安に押し潰されそうになったため菜々と頼子に相談することにした。
はい、寂しかったんです。娘が嫁に行くときってこんな気分なのかな……。
4: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/02/10(水) 23:33:24.49 ID:YXsWCBfM0
二人ともほんの少しも気にしてないように、確かな根拠があるように断言した。
理由はわからないけど多分二人がそういうなら大丈夫だろう。
俺にも少し余裕が出てきた。
5: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/02/10(水) 23:34:15.04 ID:YXsWCBfM0
その言葉を聞いて俺は頼子の方を向く。お、やっぱりあいつもこっちを見てる。わかってるな。
目配せ、アイコンタクト。俺と頼子は目で会話した。
6: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/02/10(水) 23:35:08.37 ID:YXsWCBfM0
「もー!何でそんなに息ぴったりなんですか!」
「普段の訓練の賜物だな。菜々が可愛いからな」
「演技のレッスンの賜物です……菜々さんが可愛いですから……」
7: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/02/10(水) 23:35:49.54 ID:YXsWCBfM0
「もう、でもそれだけ言えるなら大丈夫ですね」
「顔色も少しよくなりましたね……」
8: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/02/10(水) 23:36:50.64 ID:YXsWCBfM0
__________________________
「お、おい。P、ちょっと来てくれ」
9: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/02/10(水) 23:37:32.06 ID:YXsWCBfM0
晶葉の歯切れが悪い。どうしたんだ?
なんか背中に持ってるみたいだが。
10: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/02/10(水) 23:38:18.20 ID:YXsWCBfM0
「ちゃんと渡せたみたいですね」
「あれ、菜々いたのか」
11: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/02/10(水) 23:38:51.91 ID:YXsWCBfM0
_______________________
家に帰って早速俺は晶葉のチョコをあけてみた。
派手すぎず、気品のある包装とでも表現するべきか。
12: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/02/10(水) 23:39:36.11 ID:YXsWCBfM0
いつもより少し丁寧な言葉遣いで普段言えないような、多分恥ずかしくて言えないのだろう。お礼が書いてあった。
お礼を言いたいのは俺のほうだよ。
13: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/02/10(水) 23:42:50.63 ID:YXsWCBfM0
以上で短いけど終わりです。
バレンタイン晶葉可愛すぎた……
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