過去ログ - 橘ありす「十年という歳月がもたらす私という個人の遍歴とそれに伴うあの人との事象」
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51: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:37:51.50 ID:Q0MdrN2e0
ありす「ま、まあ。一応は……」

P「今でも最初に会った時の事を思い出します……綺麗な娘であることは事前の書類でもわかっていました。けれど、会ってみてわかりました」

ありす「な、何がですか?」
以下略



52: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:39:26.91 ID:Q0MdrN2e0

初めて会ったあの時?

あなたはそんなことを考えていたんですか?

以下略



53: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:41:00.38 ID:Q0MdrN2e0
ありす「あの……」

P「はい?」

ありす「こ、これは噂で聞いた事なんですけど。ええ、噂で」
以下略



54: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:42:02.22 ID:Q0MdrN2e0

な、なんですかその沈黙は。

やっぱりPさん……

以下略



55: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:44:07.53 ID:Q0MdrN2e0
P「本人のいない所で言っていいものか、すこし悩みますが」

ありす「え? あ、はい」

P「この子は精神的には、見た目以上に大人なんだなと思いました」
以下略



56: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:44:59.10 ID:Q0MdrN2e0
そうか。

確かにそうかも知れない。

そういう記憶は、確かにある。
以下略



57: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:45:54.89 ID:Q0MdrN2e0
それにしてもPさんは、私のことをそういう風に思っていたんだ。

意外だ。

でもこれは嬉しい意外さかも知れません。
以下略



58: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:47:32.20 ID:Q0MdrN2e0
むしろPさんは、子供だったというよりは大人びていたと言ってくれている。

そうなんだろうか。

でもそれは、すこし嬉しいことだ。
以下略



59: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:49:13.45 ID:Q0MdrN2e0
今では名前で呼ばれるのも全然嫌ではない。

あの頃、なんであんなに嫌だったのか。

それを思いだそうとするのも、少し困難になりつつあるぐらいだ。
以下略



60: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:51:11.07 ID:Q0MdrN2e0
ありす「私は、ありす……」

あ!

P「ええと、その……つまり」
以下略



61: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:52:00.10 ID:Q0MdrN2e0
ありす「そ、そうです。なんだか言い出しにくくて」

P「すごい! 初めて会いました。橘さん以外にありすという名前の方に!」

ありす「あ、そうなんですか?」
以下略



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