過去ログ - 橘ありす「十年という歳月がもたらす私という個人の遍歴とそれに伴うあの人との事象」
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59: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:49:13.45 ID:Q0MdrN2e0
今では名前で呼ばれるのも全然嫌ではない。

あの頃、なんであんなに嫌だったのか。

それを思いだそうとするのも、少し困難になりつつあるぐらいだ。
以下略



60: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:51:11.07 ID:Q0MdrN2e0
ありす「私は、ありす……」

あ!

P「ええと、その……つまり」
以下略



61: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:52:00.10 ID:Q0MdrN2e0
ありす「そ、そうです。なんだか言い出しにくくて」

P「すごい! 初めて会いました。橘さん以外にありすという名前の方に!」

ありす「あ、そうなんですか?」
以下略



62: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:53:54.94 ID:Q0MdrN2e0
P「ちょっと聞かせていただきたいんですが」

ありす「なんですか?」

P「やはり、色々と嫌な思いをされましたか?」
以下略



63: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:54:42.43 ID:Q0MdrN2e0
ありす「嫌だったこともなかったわけじゃないですけど」

P「なるほどなるほど」

ありす「今ではこの名前も、とても大切に思います」
以下略



64: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:55:08.28 ID:Q0MdrN2e0

Pさん――

あなたですよ。

以下略



65: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:55:38.98 ID:Q0MdrN2e0

あなたの存在が――

私をトップアイドルに育ててくれたあなたが。

以下略



66: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:56:04.49 ID:Q0MdrN2e0
ありす「……好きな――人が」

P「え!?」

ありす「できた……からです」
以下略



67: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:57:43.72 ID:Q0MdrN2e0
P「立ち入ったことを。聞いてしまったようで……」

ありす「……いえ」

P「まことに、申し訳ありません」
以下略



68: ◆hhWakiPNok[saga]
2016/02/11(木) 18:58:44.43 ID:Q0MdrN2e0
P「具体的にはそうした思春期の期間に、名前で呼ばれるのが嫌ではなくなったわけですか?」

またメモ……

私、前々から思ってたんですけど。
以下略



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