21:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:11:06.46 ID:n3AMBxtn0
……ボクは今の関係で十分満足していた。それになんと言っても、女の子同士でそういう事をするっていうのがボクにはあまりピンとこなかった。
でも、雪歩がそれを望むのなら……。
ボクに告白してきた時の様に不安げな顔の雪歩。その表情を見たボクは、自分の考えをまとめきる前に承諾の言葉を口にしていた。
雪歩はボクの答えに少し驚いたような表情をしていたけど、「ありがとう、真ちゃん……。」とはにかんだ笑顔を見せた。
雪歩が笑顔になるとボクも笑顔になる。雪歩が幸せだとボクも嬉しい。
この可愛らしい女の子の笑顔を守ることがボクの役割だと、半ば本気でそう信じていた。
――こうしてボク達は忙しいスケジュールの合間を縫って会っては、デートをしたりキスをしたりキス以上の事もする、そんな関係になった。
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