過去ログ - 真「二人の幸せのために」
1- 20
47:名無しNIPPER[saga]
2016/02/12(金) 21:39:24.41 ID:6mipFv4H0

――ふと、雪歩に告白された時の記憶が脳裏を過ぎった。あの時、ボクはどうして雪歩の告白を受け入れたんだっけ…?


『雪歩に告白されて嬉しかった』

『ボクも雪歩が好きだった』


それに――『雪歩を傷つけたくなかった』


……そうだ……それが一番大きな理由だったような気がする。ボクは雪歩を傷つけたくなかった。告白を拒絶することで二人の関係が悪くなるのが、何よりも怖かったんだ……。

ハハ、と自嘲的な笑みがこぼれる。

結局ボクは“雪歩のためだ”と思い込みたかっただけで、自分のためにしか行動できていなかったんだ。
『傷つけたくなかった』だって?その結果、雪歩を誰よりも悲しませているのはボク自身じゃないか。
……ボクはなんて馬鹿なんだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
85Res/51.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice