72:名無しNIPPER[saga]
2016/02/13(土) 21:41:48.77 ID:XmKtMl4U0
早くプロデューサーの所に行きたいのか、少し急ぎ目に先を歩く雪歩に引っ張られる様に歩を進める。
その後姿を見つめながらボクは胸が掻き毟られる様な想いに囚われていた。
雪歩が好きだという想いに
認めたくなかった、でも、認めざるを得ないくらいにその想いはボクの中で膨れ上がっていた。なんで今更……何百回そう思っただろう。
それが自分に足りなかったから雪歩を傷付けたのに……その失敗を取り戻すために雪歩とプロデューサーの仲を取り持ったのに……。
全てが裏目に出てしまう自分は哀れどころか滑稽にすら思える。でも、そんな自分を笑う元気はもうどこにも残されていなかった。
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