10:名無しNIPPER[saga]
2016/02/12(金) 20:11:58.27 ID:bHrWfhgx0
男「少しずつ直すしかないな、さて到着したぞ」
?「ああ懐かしいな。そうそうこんな図書館だった」
目の前には赤茶色の建物が、周りのビルにとり囲まれるようにして縮こまっていた。
それはのっぺりと縦横には広い割に高さが二階までしかないことが原因かもしれない。
また、外壁がところどころ欠けていて、灰色のコンクリートが剥き出しになっているためより貧相に見える。
だが、僕はこの図書館を好んで利用した。
それは、ここが図書数が多いだとか、館内が静かで落ち着くだとか理由は数えきれない。
だがその中でも一番の理由は、ここにいれば母親に会わずにすむからだった。
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