過去ログ - 海未「案の定腰をおかしくしてしまいました。」【ラブライブ!SS】
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26:名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)[saga]
2016/02/12(金) 21:02:16.14 ID:zWHp8x1X0


穂乃果のことが好きで....失恋したばかりなのに。

未練も、まだあるのに。

....はぁ、本当に、本当にわけわかんない。

恋とか、そういうの、複雑で....いろんなこと考えなくちゃいけなくて。

考えれば考えるだけイミワカンナイ。

希といることが安心で、楽しくて、なぁんにも、なぁぁんにも考えなくてもお互いがありのままの自分でいれる。

恋とか....私にはまだよくわかんないよ。

けど。


にこ「こういうのも....いいのかもね」

希「うん??」

にこ「ほら、そろそろ寒くなってきたわ」

希「う、うん....寒いね」

にこ「希んち、早く行きましょ。金魚、紹介してよ」

希「えっ、今から?」

にこ「どうせ1人なんでしょ?今日はママも早く帰ってくるから、家のことは心配しなくていいのよ」

希「ママ?」

にこ「あ、うっさい!」

希「っふふ」

にこ「も、もう....んじゃ、行きましょ」

希「うん」

にこ「手袋は?」

希「最初から付けてなかったよ」

にこ「そう。....手、繋ぎましょうか」

希「....不器用さん」

にこ「な、なんか言った?」

希「なーんも言ってませんよ〜♪」

にこ「まったくもう....ふふっ」


希の手は温かい。

とっても、とっても温かい。

初めからこの時間自体が温かい。

青春も、ひとつじゃないんだなぁ。

苦い思い出で終わったと思ったけど。

また、作ればいいのね。


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