過去ログ - 【安価】 京太郎「魔物と」 咲「牌に愛された少年」 穏乃「第十九話だっ！」
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570: ◆wTbHWj0PbM7d[saga]
2016/03/03(木) 23:28:28.91 ID:Isj07q1ro
和 「あ、あの、須賀君！」

京太郎 「ん？」

和 「その……手、繋いでも、良いですか？///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

和 「水族館での時のように……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

京太郎 「？？別に良いけど、でもここだとはぐれる心配は無いと思うけど……」

和 「そ、そういう意味では無いんですが……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

京太郎 「じゃあ、ほら……」ｽｯ

和 「……むぅ、そっちじゃなくてこの繋ぎ方が良いです」ｷﾞｭｯ


シェイクハンドのように繋ごうとした京太郎の左手を取り、和は半ば強引に指を絡めた。


京太郎 「お、おぅ……そ、そろそろ行こう///」

和 （やっぱり須賀君の手は大きいですね…暖かくて包まれてるようで……///）


少しして、和は京太郎が道路側を歩いていることに気付いた。

京太郎のさりげない気遣いを嬉しく思い、ギュッと手を握る。当然、京太郎も軽く握り返す。

握り返してきた京太郎の手に返事をするように、指先で京太郎の左手の甲をトントンと叩くと京太郎も軽く叩き返してきた。

そんな、二人だけの会話を何度か繰り返した―――


京太郎 「なんか恥ずかしいな……///」ﾃﾚﾃﾚ

和 「いいじゃないですか、今日くらい……///」ｷﾞｭｯ

京太郎 「またか」ｷﾞｭｯ

和 「ふふっ…」ｷﾞｭｯ

京太郎 （今日は帰ったら左手でやろう……）


◇

◇

◇


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