過去ログ - 将軍「君の持っている『機神装甲』をいただこうか」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/14(日) 00:02:11.44 ID:xhNkQivH0

部下「将軍、やはり既に機神装甲が奴に適合し、起動していたのでしょうか!?」

将軍「うろたえるな。今のはあの機神装甲の能力ではない」

部下「? というと……?」

男「大の大人が寄ってたかって、こんなちっちゃな女の子を襲おうってのか?」

部下「な、誰だ貴様!」


見知らぬその男が間に入ったことで、少女は衝撃波から守られていた。
男は身の丈ほどもありそうな巨大な大剣を所持しており、埃で汚れたローブとすり減った革靴から、この村の者ではないことが推測された。

第一村人は少女を見捨て、とうの昔に隣町へと逃げだしていた。

男はさすらいの旅人であるらしい。


将軍「何者だね、君は?」

男「アンタと同じ、機神装甲の持ち主だよ。性能はこっちの方がずっといいけどな」

将軍「たいそうな剣だな」

男「いいだろ。あげないぜ」


突然現れた男に、少女は戸惑うばかりだった。
兄が死に、天涯孤独となった自分を身を挺して助けてくれる者など、心当たりはない。


少女「あ、あなたは……?」

男「旅人だよ。通りすがりのな」


そう言って大剣を翻し、男はそれを眼前に構えた。

この辺りでは全く見ない黒色の髪に違和感を覚える。




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