過去ログ - 将軍「君の持っている『機神装甲』をいただこうか」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/14(日) 19:07:59.22 ID:xhNkQivH0

男「持ってるってだけで、機神装甲の使えない女の子に一個師団レベルの大群で向かってくるとは、帝国はよっぽどすることがないんだな」

将軍「一機神で万の兵に相当すると言われている古代兵器だ。警戒しない方がおかしいだろう」

男「そんなに来てもらって悪いんだけど、お引き取り願えないか?」

将軍「ふはは、何を言い出すかと思えば」


将軍は笑って右腕を構えた。


将軍「退くのはそちらの方だ、小僧!!」


再び、男と少女を衝撃波が襲う。
振るわれた右腕は先程とは比にならない威力で、周囲一帯の大地を抉り上げた。

男は大剣を前方に構え、地面に突き立てて盾にした。
少女はその影でじっと蹲っている。


男「……悪いな嬢ちゃん、ちょっとだけ堪えてくれるか?」

少女「え、あ、」

男「よっと」

少女「きゃぁあ!」


言うが早いか男は片腕で少女を抱え上げ、もう一方の腕で突き立てていた剣を振り上げた。
斬撃は、二人がいる範囲の衝撃波を無効化する。


将軍「むぅうっ?!」


そして次の瞬間、彼らはそこにはいなかった。
将軍の目にはいきなり消えたように映った事だろう。


男「口閉じてて。舌噛むから」

少女「〜〜〜〜〜っ?!」


既に二人は上空にいた。
男は剣を振り上げた勢いそのままに飛び上がると、将軍の真上で切っ先を下に向けた。

少女はには何もかもが分からなかった。
ただの人間が、こんなに飛び上がれるはずがない。

ましてや少女と大剣とを抱えたままで、本来なら浮かぶこともままならないはずだ。
それを軽々と。


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