過去ログ - 【シンフォギア】キャロル「バレンタインだと……?」
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3:名無しNIPPER
2016/02/14(日) 01:02:54.32 ID:xG74HhyE0


響「だ、大丈夫エルフナインちゃん……!?」

キャロル「だ、大丈夫だ……ッ!」

キャロル(くそぅ、こいつの前で絶対に泣きたくなんてないのに……ないのに……ッ!)ナミダメ

キャロル(だが、この痛み、原因はこの体ではなく本体のほうか……? くそ、とりあえず一旦戻らなければ……)

キャロル(…………)

キャロル(…………!!? 戻らない、だとっ!? 一体、何がどうなって……)

響「エルフナインちゃん!? 大丈夫なの……?」

キャロル(……正直、まだかなり傷むが、こいつの前でこれ以上、醜態をさらしたくはない……ッ)

キャロル「ああ……大丈夫だ。少しずつ痛みも引いてきた……」

響「ほんと! よかった……大丈夫? 痛むんだったら無理しなくて大丈夫だよ?」 

キャロル「心配はいらない、俺のことは大丈夫だ……」

響「……俺? さっきからエルフナインちゃん、大丈夫? その、頭が痛みだしてからのエルフナインちゃん、まるで……」

キャロル「……なっ!?」

キャロル(……確かに、言われてみれば、先ほどから【この体】で言葉を発しているのは、この俺の意識の言葉……ッ!)

キャロル(……つまりは……信じられないが、なんの拍子か、先ほどの頭痛でエルフナインと俺の意識が完全に取り替わったようだな……)

キャロル(この状況、冷静に考えろ……俺は元の体に帰れず、エルフナインの体と意識の主導権は俺、そして、目の前にエルフナインへの疑念を持つ装者……)

キャロル(このまま、疑念を抱かせるのは計画に支障が出る可能性がある……ならば、かくなる上は……」

キャロル「……な、なーんて、びっくりしちゃいましたか!? キャロルの物まねですっ!」

響「……え、え?」コンワク

キャロル(く、やはり無理があったか……それに、この口調は俺自身の何かを大きくすり減らす……だが、ゴリ押す!)

キャロル「えへへ……実は響さんを驚かせたくてっ! 頭痛のところから全部演技なんですっ、びっくりしてくれましたか?」

響「……な、なーんだ! もうびっくりしたよエルフナインちゃん! でも痛がる演技上手すぎだよー。私本当に心配しちゃったもん!」

キャロル「えへへー、ごめんなさい。でもボク、響さんを成功して嬉しいですっ!」

キャロル(……虚しい、そして屈辱的だ。どうして俺がこんなことを……)

響「それじゃ、さっそくスタート!」

キャロル「……え? な、何を……」

響「……? 何をって、チョコレートつくりだよっ!」

キャロル「……ああ……そう、でしたね……そういう話でした……」




チョコ作りスタート!





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