過去ログ - 提督「ウチは平和・・・なのだろうか?」艦娘「・・・・・」 その3(最終)
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43: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2016/04/04(月) 02:21:07.69 ID:DkTo1ksx0
部屋から出て行こうとする提督に元帥が声を掛ける。

元帥「すまなかった・・・父親の事。何時か話そうと思っていたが・・・」

深海棲艦との戦いで命を落とした。

だが、そうなるように仕向けられた。

その事実を知ったとき、どうやって伝えるか迷った。

それが提督の人格にどう影響を与えるか分からない。

だから、話すタイミングを失って今日まで来てしまった。

提督「いえ、お気になさらずに。状況を考えれば言えなかった理由も分かります」

元帥「本当にすまない」

提督「今日、その真実を聞けただけでも良かったです。では、失礼します」

再び敬礼を取ろうとして、慌てて取りやめると部屋を出て行った。

総理「あまりに真っ直ぐ過ぎるのも考え物ではあるが、中々好青年に育ったじゃないか」

元帥「だろ?」

どうだとばかりに元帥は胸を張る。

総理「アイツも天国で喜んでいるだろう」

元帥「そうだといいな」

提督の父と総理と元帥。共に同じ時を提督として活躍した友人同士。

彼らは共に理想を語り、時には意見をぶつけながら青春時代を過ごした。

元帥「4人目の像か・・・」

事件後、軍部に嫌気が差した総理は提督を辞めた。

そして元帥と共に訪れた提督父の墓前で誓った。

「4人目の像になるくらいの政治家になり、今回のような事を二度と起こさせない」と


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