過去ログ - 提督「ウチは平和・・・なのだろうか?」艦娘「・・・・・」 その3(最終)
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52: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2016/04/04(月) 02:26:27.76 ID:DkTo1ksx0
提督達が対談をしてから遅れる事、数日後。

陸軍参謀本部では海軍から出された提案について議論が行われていた。

「深海棲艦と和平?何を馬鹿な・・・」

「一体どこのバカだ、そんな夢物語を描いている頭がお花畑のアホは」

「現実味が無さ過ぎる」

どれも否定的な意見ばかり。

統帥部長はまぁ当然かと思ったが、静まり返るまで待った。

統帥部長「反対の者は挙手を」

ほぼ全員が手を挙げた。

「大体、そのような事が可能と考える根拠をお聞かせ願いたい」

統帥部長「まぁ当然の意見ではある」

かつても海と陸は仲が悪かったが、新設された軍でも仲が悪かった。

単純に予算の配分が違うこともあるが、一部は違う事情で毛嫌いしていた。

陸軍の艦娘があきつ丸、まるゆだけ。

海は沢山の艦娘が居るのに陸は2人だけ。しかも建造された艦娘は殆どが海へ行く。

所謂、僻みの様なものを持つ者も中には居た。

かつても仲が悪かったという事実もあるので陸は海を嫌って当然という

暗黙の了解みたいな雰囲気が組織を支配していた。

無論、全てがそうではなく、純粋に国を守りたい、陸軍の方が好きという者もいる。

統帥部長「では海からの客人を呼ぶので判断して欲しい」

そう言うと室内に女性が入ってきた。

陸軍の人間なら、誰もが知っているあきつ丸。

しかし、自分達もよく知るあきつ丸であるハズなのに、

誰もが一瞬喋る方を忘れてしまうくらい有無を言わせない迫力があった。


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