過去ログ - 提督「ウチは平和・・・なのだろうか?」艦娘「・・・・・」 その3(最終)
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54: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2016/04/04(月) 02:27:38.26 ID:DkTo1ksx0
鎮守府、執務室。

提督「今戻った。扶桑、ありがとう。留守中に何かあったか?」

扶桑「いえ、特に問題はありませんでした」

提督「そうか。それなら良かった」

扶桑「・・・何かありました?」

提督「え?」

扶桑「何やらお疲れのようですけど・・・」

提督「別に大した事はない」

扶桑「・・・私にはお話出来ないことでしょうか?」

あまりに扶桑が落ち込むのでどうしたものかと思った。

提督「俺だけの問題じゃないからな・・・話す事は・・・」

そう、事情を話せば金剛も恥を書く。だから本来言うべきではなかった。

だけど、この日の扶桑は何時もと違った。

提督代行を頼まれたからか、とても自信に満ちていてかなりポジティブになっていた。

だから疲れた提督を労おうと自室に半ば強制的にお招きして酒盛りを始めた。

同部屋の山城は「お姉さま会議」なる謎の会合に参加して不在だった為に、

部屋には提督と扶桑の2人きりだ。

提督は疲れや悩んでいた事もあり、扶桑の注ぐ酒をひたすら飲んだ。

酒は摂取量によって、アルコール酔いを起こす。

そして、それは判断力を低下させる。

これが軍機であるなら口を割らなかっただろう。

だが、金剛と扶桑が仲が良いと思っていた提督は、つい今日あった出来事を口にしてしまった。

優しい扶桑ならば、何か心の迷いを晴らすような事を口にしてくれる。


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