過去ログ - 提督「ウチは平和・・・なのだろうか?」艦娘「・・・・・」 その3(最終)
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7: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2016/02/14(日) 05:23:52.81 ID:MlAAUWKt0
南方棲鬼「何故155まで可能になったと思う?」

提督「さぁ・・・? 技術が向上したせいでは?」

南方棲鬼「もし、本来は155よりも上に行けるとしたら? 愛を感じるほど、再現なく上がるとすれば?」

提督「え?」

南方棲鬼「私が思うにね、これはリミッターだと思うのよ」

提督「リミッター・・・ですか?」

南方棲鬼「そう、限界以上の力を出さないようにする為の安全装置みたいな感じかしら」

提督「そうだとすると、155まで可能になったのは?」

南方棲鬼「深海棲艦側に対抗する為に検討を重ねて、そのラインであれば大丈夫だと、判断の基準を更新したとは考えられないかしら?」

提督「・・・そんなこと、考えたこともありませんでした。本当なのですか?」

南方棲鬼「・・・あくまで私の推論。でも間違ってはいないと思う。真実だとしても、ソレを知るのは大本営の妖精達くらいかしら?」

実はこのケッコンの詳しい理論は分かっていない。

妖精が提案して出してきた技術で、最近のレベル上限が上がったのも突然だった。

提督「では、彼女達はもっと強くなれると?」

南方棲鬼「ええ。現に、そこの榛名はそうして見せた。私との戦いで」

提督は振り返り榛名を見た。榛名は分かっていないのか首を傾げた。

南方棲鬼「愛の強さが艦娘に力を与えるの。そして貴方の艦隊はこの世界で唯一、アイツ・・・あの南方棲戦姫に対抗できる」

提督「・・・何故、自分のところだけが?」

南方棲鬼「だってここの艦娘、皆が貴方を心から愛しているから。心の底から・・・強く。それこそ精神を病んでしまう程に。気が狂ってしまう程に」

提督「・・・え?」

電(・・・それを言ってしまうのですね)

南方棲鬼の発言に電は少し顔を顰めた。

あまり意識して欲しくはなかった。終戦へと動くかもしれない、このタイミングで。

提督に心を乱す余計な要素を与えたくなかった。



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