過去ログ - 【ミリマスSS】小鳥「プロデューサー争奪バレンタインデー大会の開催です!」
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99:名無しNIPPER[sage]
2016/02/16(火) 01:54:32.46 ID:SJCV/ZJaO
翼「せーんぱい!」

P「翼か、どうした?」

翼「一緒に帰りましょ?」
以下略



100:名無しNIPPER[sage]
2016/02/16(火) 01:55:10.06 ID:SJCV/ZJaO
P「はぁ……じゃあお前も掃除手伝えよな」

翼「ふふーん!任せてください先輩!」

━━
以下略



101:名無しNIPPER[sage]
2016/02/16(火) 01:55:38.53 ID:SJCV/ZJaO
P「はいはい、高い高い」

翼「もうー投げやりなんですからー」

翼「まあいいです、帰りましょ先輩?」
以下略



102:名無しNIPPER[sage]
2016/02/16(火) 01:56:08.76 ID:SJCV/ZJaO
翼「うーん!今日は風が気持ちいいですねー!」

P「……なあ、なんでお前って俺と一緒に帰りたがるんだ?」

翼「さあ、なんでだと思いますか〜?」
以下略



103:名無しNIPPER[sage]
2016/02/16(火) 01:56:42.19 ID:SJCV/ZJaO
翼はいつもこの手の話題を振ってくる。本当は俺だって気付いていたんだ。翼はいつも真剣に俺と向き合ってくれてた。それなのに俺はヘタレだからその先へ進むことができず、このなあなあの関係は今も続いていた。

ふと上をを見上げると、空は夕焼けに染まっており、カラスの鳴き声が聞こえてくる、土手と言えばもはや定番だろうか、どことなく哀愁漂う道を俺達は歩いている。
紅葉がヒラヒラと舞い降りて落ちるせいか、足元には紅葉が山のように広がっている。

以下略



104:名無しNIPPER[sage]
2016/02/16(火) 01:57:39.38 ID:SJCV/ZJaO
心にぽっかりと穴が開くような気持ち、これは今の俺と彼女の関係みたいなものだ。俺は前を踏み出すことができず、歩幅を合わせることすらできない。いつだって合わせるのは彼女の方だ。俺の歩く早さに彼女は付いてこれず、ときたま小走りになってることに今まで気が付くことすら出来なかった。なにをやってるんだ俺は……

P「ごめん、ちょっと早かったかな?」

翼「うーんん!そんなことないですよ!それよりいつも詰まらない話に付き合わせてすみません……」
以下略



105:名無しNIPPER[sage]
2016/02/16(火) 01:58:34.83 ID:SJCV/ZJaO
翼「あっ!ひっどーい!」

翼「もう先輩なんて知らないです!」プンプン

P「悪い悪い!」
以下略



106:名無しNIPPER[sage]
2016/02/16(火) 01:59:03.26 ID:SJCV/ZJaO
間違いなく本当の話だ。彼女のどうでもいいような話は聞いてるぶんに心地よく、軽く聞き流せるだけの距離感、きっと恋人というのはこういうものなのだろうなと思う。そう考えると俺はなんだか恥ずかしくなってきた。

P「どっちが家に早く着くか競争な!よーいどん!」

翼「あっずるい!待ってください!!」
以下略



107:名無しNIPPER[sage]
2016/02/16(火) 01:59:46.63 ID:SJCV/ZJaO
もう俺の心はもう決まっていた。
あとは場所とかシチュエーションとか色々考えるべきなのだろうが……だがもうどうでもいい、今すぐ彼女を心から安心させてあげたい!男、プロデューサー!今こそ勇気を振り絞れ!

P「翼!」

以下略



108:名無しNIPPER[sage]
2016/02/16(火) 02:00:36.78 ID:SJCV/ZJaO


P『俺と付き合ってください!!』


以下略



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