過去ログ - まどか「とろけるバレンタインデー」
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102: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:14:59.27 ID:VvM2B9UMo
ほむら「だけど、どうせ渡せずに捧げるのなら普通に作るんじゃなくて」
ほむら「おまじないでもかけておけばよかったかしらね」
まどか「おまじないって?」
103: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:15:31.56 ID:VvM2B9UMo
まどか「いくらおまじないでも、普通そんなこと絶対しないよ……」
ほむら「普段しないからおまじないなんだと思うけど…でも、まどかが言うのならやめておくわ」
まどか「その方がいいよ。いくらほむらちゃんが…相手の人に渡す気がないって言っても……」
104: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:16:00.78 ID:VvM2B9UMo
――――――
ほむら「……それじゃ、取り出すわね」
まどか「う、うん。お願い……」
105: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:16:35.57 ID:VvM2B9UMo
ほむら「……こんな感じでどうかしら?」
まどか「わたしは…すごくいいと思うよ。貰って嬉しくなるような感じで」
ほむら「ありがとう、まどか。ラッピングまでつきっきりで教えてくれて」
106: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:17:16.36 ID:VvM2B9UMo
まどか「……あ、何でもないよ。わたしもこれ、すぐに終わらせちゃうね」
まどか「全部終わってるほむらちゃんを付き合わせちゃうのも悪いし、先に向こうで待っててよ」
ほむら「そう……?じゃあ、お言葉に甘えてそうさせてもらうわね」
107: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:17:47.94 ID:VvM2B9UMo
まどか「……これで、よし。ラッピングも問題なし」
まどか「ついに…完成した……。完成、しちゃった……」
まどか「わたしからほむらちゃんへの、本命……」
108: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:18:20.71 ID:VvM2B9UMo
まどか「お、お待たせ。待たせちゃってごめんね」
ほむら「そんなことないわ。それで、終わったのかしら?」
まどか「……うん。無事に完成したよ」
109: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:18:54.89 ID:VvM2B9UMo
まどか「あっ…あの、ほむらちゃんっ!」
ほむら「まどか?」
まどか「こ、これ…受け取ってくれないかな……?」
110: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:19:28.51 ID:VvM2B9UMo
まどか「……」
ほむら「あら……?さっきはこんな文字、なかったはずよね……?」
まどか「さっき、キッチンに1人で残ったときに書いたの」
111: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:19:59.96 ID:VvM2B9UMo
ほむら「……えっ?ほん、めい?」
まどか「うん。本命チョコにだいすきって書く理由なんて、ひとつだけだよ……?」
ほむら「……待って、待ちなさい、まどか。あなた、私のことっ……」
112: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:21:08.59 ID:VvM2B9UMo
ほむら「……まどかはどうして私のことを?」
まどか「最初のうちは…どうしてわたしのことを気にかけてくれるのかなって思う程度だったの」
まどか「でも、次第にほむらちゃんと仲良くなりたい、一緒にいたいって思うようになっちゃって……」
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