過去ログ - まどか「とろけるバレンタインデー」
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110: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:19:28.51 ID:VvM2B9UMo
まどか「……」
ほむら「あら……?さっきはこんな文字、なかったはずよね……?」
まどか「さっき、キッチンに1人で残ったときに書いたの」
111: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:19:59.96 ID:VvM2B9UMo
ほむら「……えっ?ほん、めい?」
まどか「うん。本命チョコにだいすきって書く理由なんて、ひとつだけだよ……?」
ほむら「……待って、待ちなさい、まどか。あなた、私のことっ……」
112: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:21:08.59 ID:VvM2B9UMo
ほむら「……まどかはどうして私のことを?」
まどか「最初のうちは…どうしてわたしのことを気にかけてくれるのかなって思う程度だったの」
まどか「でも、次第にほむらちゃんと仲良くなりたい、一緒にいたいって思うようになっちゃって……」
113: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:21:45.51 ID:VvM2B9UMo
ほむら「……嘘じゃ、ないのよね?夢じゃ…ないのよね?」
まどか「もちろんだよ。こんな嘘、言うわけないもん……」
ほむら「ふふっ……。それも…そう、よね…っ……」
114: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:22:23.72 ID:VvM2B9UMo
ほむら「……えぇ。私、まどかに告白されたことが…とても嬉しいの」
ほむら「まどかから本命を貰って、好きって言ってもらえたことが……」
まどか「そ、その…わたしからしておいてこんなこと言うのも変だけど、どうして?」
115: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:23:02.97 ID:VvM2B9UMo
ほむら「女同士だっていうのもあるけど、まどかが私を好きだなんて思わなかったから……」
ほむら「私の一方的な好意を伝えたところで、困らせるだけ。迷惑になるだけ」
ほむら「だから…ずっと胸の内に秘めてきたの……」
116: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:23:39.99 ID:VvM2B9UMo
ほむら「まどかに告白された今だからこそ、そうだとわかったけれど」
ほむら「あの頃の私はそう思っていたの……」
ほむら「昔は…本当に、私が気にかける程度の仲だったはずなのに」
117: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:24:13.27 ID:VvM2B9UMo
まどか「……ほむらちゃん、ごめんね。わたしのことが好きなのに、それに気づいてあげられなくて」
まどか「バレンタインの練習に付き合わせたり、今日もほむらちゃんを誘ったりして……」
まどか「わたし、ほむらちゃんに辛い思いをさせちゃったよね……」
118: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:24:45.81 ID:VvM2B9UMo
まどか「……うんっ、もちろんだよ」
まどか「確かにまだ知らないこともあるけど、それはこれから知っていけばいいんだから」
まどか「わたしは、ほむらちゃんのことを。ほむらちゃんは、わたしのことを……」
119: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:25:30.44 ID:VvM2B9UMo
ほむら「当然じゃない。私はまどかのこと…好きなんだもの」
ほむら「……大好きよ。まどか」
まどか「やっ…わたし、ほむらちゃんとほんとに……!」
120: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/15(月) 23:26:16.65 ID:VvM2B9UMo
まどか「……大好きだよ、ほむらちゃん。これからは、ずっと一緒だよ」
ほむら「……ふふっ。勿論」
まどか「ありがとう……。ね、わたしのバレンタインチョコ、食べてみてよ」
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