過去ログ - まどか「とろけるバレンタインデー」
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37: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/14(日) 23:12:45.33 ID:hO3Au1Heo
ほむら「……私は構わないわ」
まどか「ほ、ほんとっ?ありがとう、ほむらちゃん」
ほむら「別にお礼なんて。それで、どこでお昼にするのかしら?」
38: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/14(日) 23:13:50.38 ID:hO3Au1Heo
ほむら「……着いたわ。ここよ」
まどか「へぇー……。学校にこんな場所、あったんだ……」
ほむら「本来は自習スペースか何かなんだろうけど、私が勝手に使ってるだけよ」
39: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/14(日) 23:14:39.37 ID:hO3Au1Heo
ほむら「……まどかのお弁当は美味しそうね」
まどか「そういうほむらちゃんは…お昼、食べないの?」
ほむら「食べないことはないけど、どうせ数分あれば終わってしまうから」
40: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/14(日) 23:15:07.62 ID:hO3Au1Heo
まどか(ほむらちゃん、お弁当じゃなかったんだ……)
まどか(何だかわたしだけお弁当食べてるのも悪い気がするし、ここは……)
まどか「……ほ、ほむらちゃんって甘いのとしょっぱいの、どっちが好き?」
41: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/14(日) 23:15:36.72 ID:hO3Au1Heo
ほむら「それはいいけど、一体何の話なの?」
まどか「えと、ね…ほむらちゃんはどっちの玉子焼きが好きなのかなって……」
ほむら「……玉子焼きの話だったのね。確かに甘い玉子焼き、好きよ」
42: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/14(日) 23:16:05.84 ID:hO3Au1Heo
ほむら「……美味しいわ」
まどか「そ、そっか、よかった。何ならもうひとつ食べる?」
ほむら「いえ、もう十分よ」
43: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/14(日) 23:16:33.86 ID:hO3Au1Heo
まどか「ごちそうさまー。おいしかったー」
ほむら「……」
まどか「ほむらちゃん、ほんとにそれだけで大丈夫?」
44: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/14(日) 23:17:08.21 ID:hO3Au1Heo
まどか「……実は今日、ほむらちゃんに声をかけたのは…このチョコを渡したかったからなの」
ほむら「チョコ……?バレンタインにはまだ早いけれど……」
まどか「そ、そうじゃなくて…ほら、昨日はチョコを受け取ってくれなかったから」
45: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/14(日) 23:17:38.08 ID:hO3Au1Heo
ほむら「それじゃ、頂くわ」
まどか「……どう、かな。自分ではうまくできたと思うんだけど」
ほむら「これ、まどかが作ったのよね……?とても美味しいわ」
46: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/14(日) 23:18:05.13 ID:hO3Au1Heo
まどか「う、うん。バレンタインまでの間、わたしの練習で作ったチョコ、食べてもらえないかな……?」
まどか「……ほ、ほら。練習だとしても食べてくれる人がいた方が張り合いがあるっていうか」
ほむら「私は構わないけど…どうして私に?美樹さやかたちに頼めばいいんじゃ……」
47: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2016/02/14(日) 23:18:54.73 ID:hO3Au1Heo
まどか「ご、ごめんね。まさかOKしてくれるとは思ってなくて、むしろダメ元で頼んでみようって……」
まどか「……その、ほむらちゃんはどうして引き受けてくれたの?」
ほむら「別に深い意味はないわ。ただ、まどかの力になりたかっただけ」
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