過去ログ - 真姫「少し遅れたバレンタイン・デイ」
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7:名無しNIPPER
2016/02/15(月) 02:44:12.07 ID:AwFzoG1+o
「正直、意外だったわ」

 チョコ作りの練習は日が暮れるまで続いた。
 十分な練習ができたとはいいがたい。が、明日明後日中に渡さなければならないというわけではない。さすがに、何度も部活を休むことはできないけれど。

「なにがー?」
「穂乃果が、チョコ作れるの」

 夜道は危ないということで、帰り道には穂乃果がついてきた。穂乃果が帰るときはどうするつもりなのだろう。
 ゆっくりと歩きながらそんなことを言う。

「曲がりなりにも菓子屋の娘だからねぇ。簡単なことならできるよ」
「それもそうね」

 私だってそれなりの医療知識は持っている。家業の影響というのは大きいものだ。
 もっとも、私のそれは現時点ではあまり役に立たないものだけれど。


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