過去ログ - 八幡「ヴァレンタインのチョコって甘くないんですね」静「でも嫌いではないのだろ?」
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3:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2016/02/15(月) 06:31:20.58 ID:atWXTUy00


八幡「えっと、うちの制服ではないですよね?」

静「あぁ、私が高校時代にきていたものだ。
  さすがにわざわざうちの制服を買えるほどの度胸はもちあわせてはいないんでね」

八幡「その……、こういうのは俺がいないところでやってもらえませんか。
   ほら、俺も一応男ですし」

 彼氏ができてからだと言わなかったのは武士の情けだ。
 というか、その言葉を発した瞬間に切り捨てごめんで切られているのは俺の方だろう。

静「そ、そそそそそうか。悪くはないか。うん、比企谷も男だしな」

 なにを腰をくねくねとよじらせて喜んでいるんですか。
間違って押し倒しそうになってしまうじゃないですか。

静「それよりも靴下はどうだ? 紺のハイソックスは古いんだよな?
  今は短めのが多いみたいなのでそれに合わせたのだが、色は白でよかったか?
  一応ニーハイソックスも買ってみてはいるのだが、
  ちょっとな。いや、あれだ。似合わないんじゃないぞ。
  そう、威力でありすぎて比企谷には見せられない。そうなんだ」

八幡「いやまあ、今はいているので悪くはないと思いますよ」

静「そ、そうか。…………よかった」

八幡「で、なんで制服なんてきているんですか? チョコレートを作るんでしたよね?」

静「今までこういうイベントには縁がなくてだな。今年ようやく本気で頑張ってみようと思ってな」

八幡「まじですか?」

 これで俺がお婿にいく心配がなくなったってことか。
でもあれだな。いくら俺との結婚なんて無縁の相手でも寂しくなるもんなんだな。

静「あぁ、本気だ」

八幡「顔が近すぎるのでとりあえず離れてください」

静「すまない」

八幡「ということは、明日その制服を披露すると? でもあれですよ。
   いきなり制服で登場したら男の方もひきますよ?
   そういうのはもっと仲が良くなってからがいいと思いますがね」

静「これは今日の為にきただけだ。…………ちょっと待て。何故逃げる?」

八幡「いや、体が反応してしまって、ですね」

静「とって食おうなんてしないから戻ってこい。それとも私に強制連行されたいのか?」

八幡「いいえ。比企谷八幡、戦線に復帰いたします」




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