過去ログ - クラリス「星の銀貨」 -SS速報VIP

過去ログ - クラリス「星の銀貨」

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22: ◆bJKE2tuqjQ[sage]
2016/02/16(火) 03:40:48.08 ID:qbdP0nzD0

「クラリスさんは国外での撮影でしたね。あれは３年前でしたか」

「はい。当時はトップアイドルとして注目を受け始めた所でしたが、中々に驚愕したものです。自分も幾らか関わりのある所からではなく、国外であることもですわ」
「クラリスさんが強く望まれたことを覚えております」

以下略

23: ◆bJKE2tuqjQ[sage]
2016/02/16(火) 03:41:28.04 ID:qbdP0nzD0

「……どうかなさいましたか？」
「いいえ？どうもいたしませんけれども――」
「そうですか……」

以下略

24: ◆bJKE2tuqjQ[sage]
2016/02/16(火) 03:42:13.14 ID:qbdP0nzD0

――あなたなら、そう言って頂けると知っておりますけれど……それでも。

飲み込めない言葉が、胸を締め付けている。

以下略

25: ◆bJKE2tuqjQ[sage]
2016/02/16(火) 03:43:35.79 ID:qbdP0nzD0

＜この胸に抱く想いを伝えるため、次の私へと成長していきます。見守っていてくださいませ＞

以下略

26: ◆bJKE2tuqjQ[sage]
2016/02/16(火) 03:44:09.08 ID:qbdP0nzD0

「今日はここまで！疲労を残さぬように！」
「ありがとうございます！」

以下略

27: ◆bJKE2tuqjQ[sage]
2016/02/16(火) 03:44:38.89 ID:qbdP0nzD0

着替えて、お茶会。

ラウンジで集まるのがレッスン後の日課である。

以下略

28: ◆bJKE2tuqjQ[sage]
2016/02/16(火) 03:45:15.53 ID:qbdP0nzD0

「……クラリスさん。どう思われました？」
口火を切る。
ケーキを切り分けていた三つ編みの女性は。

以下略

29: ◆bJKE2tuqjQ[sage]
2016/02/16(火) 03:45:50.24 ID:qbdP0nzD0

「ということは、殿方が関係している何か、ということも考えられますわね」

紅茶をスプーンでグルグル回しながら、黙考する。

以下略

30: ◆bJKE2tuqjQ[sage]
2016/02/16(火) 03:46:42.13 ID:qbdP0nzD0

――すると、

以下略

31: ◆bJKE2tuqjQ[sage]
2016/02/16(火) 03:47:10.51 ID:qbdP0nzD0

それは、プロデューサーと強く信頼関係を結び、この場所まで上がってきたからこそ感じる想い。

以下略

32: ◆bJKE2tuqjQ[sage]
2016/02/16(火) 03:48:45.60 ID:qbdP0nzD0

――それは、１０年が経った、過去そのもの。

以下略

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