過去ログ - 男「...」パンパンパンッ!女「...」
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40:名無しNIPPER[saga]
2016/02/16(火) 19:18:56.88 ID:aO76HBxl0

ifの世界

通学路に青年誌を置く謎の男達!?
全国の小中学校の通学路に青年誌が置かれている七不思議を、我々は遂に突き止めた。

男「ああ、私と同じような目に遭ってほしくなくてね...」

哀しみを背負った男はそう語る。手には、今まさに設置しようとしていた青年誌がある。

男「これ?ただの青年誌じゃないよ。我々が厳選に厳選を重ねた教科書だよ」

男が言うには、哀しみを背負った男達の会が存在し、彼らはボランティアで青年誌を厳選し、全国の通学路に設置するという。
政府が出資金を出しているという噂も存在する。

男「程度が大切なんだ。無修正は禁止。モザイクは偉大だ。アブノーマルは禁止。想像力を養うため、チラリズムがいい。このチラリズム具合が激論になる。近年、ネットの普及で誰しも簡単に無修正を見れるようになった。非常に危険だ。彼らの興味を引きつつ、健全な道を進ませる為に、日夜教科書選定の激論を交わしている」

男の熱弁は続く。
夜中に隣町まで自転車を漕ぎ自販機の青年誌が出てくるまでの緊張感、本と本の間に青年誌を挟むサンドイッチ戦法などのフロンティア精神を養わせる、と。

しかし青年誌は青年誌。如何なものか。
我々の質問に、彼は声を荒げた。

男「これはね、この国の命運を左右する重大な仕事なんだ。見たまえ、同人誌による二次元への傾倒、三次元に興味を示さない若者達が増加している。日常とらぶる漫画の魅力的な絵、限界を攻める姿勢。あれは少年には危険だ。このままだと現実を知って絶望する若者が増え、少子高齢化が加速するだろう」

男「父親はいい。分かってるからな。見て見ぬふりだ。わざと用意してくれる良き父もいる。問題は母だ。男の教科書という認識を持たず、部屋の掃除を勝手にし、机の上に置く嫌味ったらしい攻撃だ。そうなると、もう心は折れる」

男は夕焼けを背に、青年誌を分かりやすく、しかし分かりにくい場所へ設置する作業の為、通学路へ去って行った。
男性が初体験に成功する確率は6割、失敗した4割の内、1割がトラウマとなって不能になるという。
一度トラウマになった場合、回復は難しい。
心の傷を負うまでに、大人がさり気なくサポートするべきなのだろう。



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