過去ログ - 慎二「アイアンマン」
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18: ◆WzpMn05TJA[sage]
2016/02/16(火) 21:09:26.16 ID:mv0Q3KcH0

桜「兄さん…?」

心臓以外の全ての蟲を除去されて卵型の検査機もといい治療器から出てきた桜がどこか不安そうに僕を見る。

というか僕以外が見たら無表情だろうな…

慎二「桜…起きたんだな。 良かった。もう大丈夫だ。もう、助かったんだ」

思わず、抱きしめてしまった。僕は何も悪く無いと思う。

桜「ありがとう…ございます。」

桜声は震えていたので顔を見てみると…

慎二「無表情で泣くなよ…」

どうやら、表情は死んでしまったようだ。
復活させるのにどれくらいかかるだろうか?


しばらく経ち、桜は泣き止んだ。

慎二「桜、まだ、君の心臓には蟲とよくわからない物質が残っている。」

桜「心臓…ですか? 」

慎二「ああ、けど、蟲は何もしてこない…、多分、ANTシステムで制御は出来なくても身動きが取れない程度には効いてるのかもしれない…。だから、普段からその蟲を制御し続けないといけない。」

桜「…わかってます」

僕は桜に蟲を操作するための装置を渡した。
電池式で小型化したためインカム程度の大きさになっている。
脳波で虫を操作するため、膿が疲れる。
そして、アイアンスーツも脳波での制御が必要なためアイアンスーツとの同時併用はかなり負担がかかる。
どっちかならだけ平気なんだけど…

桜「…ここまで、小型化出来たんですね…。でしたら生物の縮小は成功しました?」

慎二「…いや、それはまだ、無生物止まりだ。」

というか、設計図とか理論はお前の頭の中だろ

桜「そうですか…、これから、昔みたいに手伝っても良いですか?」

どここか不安げに聞いてくるが、何を言ってるんだろうか?

慎二「良いに決まってるだろう? そもそも、桜は僕の助手だ。これからこき使ってやるから覚悟しろ」

僕は何を言ってるのだろう?
あのとき逃げ出した僕にはこんなこという資格は無いのに…

桜「ハイ!」


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