過去ログ - 慎二「アイアンマン」
1- 20
8:saga sage
2016/02/16(火) 18:16:48.30 ID:mv0Q3KcH0
桜ははじめ全く笑わなかった。
やはり、家族から捨てられる事はかなり辛いのだろうと僕は思った。当たり前だ、だから、最大限に楽しませようと努力した。

暫くすると、桜は表情を変えるようになった。いや、僕が桜の表情を読み取れるようになったと言った方が良いかもしれないが。
この時くらいになると僕は桜がとても賢く、気がきく子だと分かってきた。
例えば、僕が勉強しているとコーヒーやお菓子などを持ってきてくれるし、アーマーの製作では僕が言う前に的確な工具を持ってきてくれ、偶に僕がミスすると教えてくれる。そして、僕が思いつかない様な、おもに生物の分野で、発想をする。

とても、すごい子だ。
一緒に居るのが楽しかった。
最高の助手だ。

そう思うと同時に桜の家族が何で捨てたのかも謎だった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
34Res/22.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice