過去ログ - 勇者「仲間TUEEEEEEEEEEEEEE!!」
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/02/16(火) 14:08:58.15 ID:LuI9ccOWo
ー 十五年後、王宮 ー


国王「騎士隊長、いや、今や女神の加護を受けた勇者よ」

以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2016/02/16(火) 14:09:32.00 ID:2yGX1Y3fO
期待


4:名無しNIPPER[saga]
2016/02/16(火) 14:10:22.36 ID:LuI9ccOWo
ー 訓練所 ー


騎士団長「……そうか。遂に、勇者として旅立つのか」

以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/02/16(火) 14:11:58.57 ID:LuI9ccOWo
騎士団長「……もっとも、次に帰って来た時には、君は次期国王様という事になるのか。こうして気安く語り合える事もなくなるのだな。それだけが少し残念だ」

勇者「いえ、それは……ないです。俺が次期国王とか、想像もつかないですし。それに姫だって俺と結婚など……」

騎士団長「したくはないと?」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/02/16(火) 14:15:52.60 ID:LuI9ccOWo
騎士団長「昔からずっと世話してるんだ。お前の考えてる事は何となくわかる。政略結婚だから嫌だと言うのだろう。姫が可哀想だと」

勇者「…………」

騎士団長「だが、私からすれば、貴族のボンクラ息子や、他所の国のバカ王子の元に嫁がされるよりは、お前の方が遥かに良いと思うぞ」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/02/16(火) 14:18:35.71 ID:LuI9ccOWo
ー 酒場 ー


隊員A「それでは、隊長殿の栄誉ある旅立ちを祝って……」

以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/02/16(火) 14:19:31.56 ID:LuI9ccOWo
ー 一時間後 ー


隊員A「それにしても、俺らが一緒に旅に行けないのが、本当に残念です」グビッ

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/02/16(火) 14:20:57.46 ID:LuI9ccOWo
隊員E「隊長さんよ……。いい加減、その白々しい嘘やめてくれませんか」グビッ

勇者「…………」

隊員A「ちょっ、隊員Eさん、また酔ってんすか。今日は絡むのはなしにしましょーよ」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/02/16(火) 14:25:08.10 ID:LuI9ccOWo
勇者「……理由は幾つかあったんだけどな」

勇者「一つは、武装した兵士を何百人も引き連れて行ったら旅に支障が出る」

勇者「行くのはこの国だけじゃないからな。兵士を引き連れて旅してたら国際問題になる。それに宿や食費がその分加算されるから、戦争と同じぐらいの負担がかかる。国としても養いきれない」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/02/16(火) 14:32:35.84 ID:LuI9ccOWo
隊員A「……でも、俺らだって同じ隊の仲間じゃないですか」

隊員B「いや……やめとけ。お前、この前、結婚したばかりだろ……? 隊長の気持ち、考えろよ」

隊員A「う……」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/02/16(火) 14:33:30.27 ID:LuI9ccOWo
隊員E「……精鋭を勝手に選ぶってんなら、家族持ちのやつらも中に入るかもしれないからな」グビッ

隊員E「志願者だけにするってんなら、数がどれだけ集まるかわからんし、何より腕のバラツキが出る」

隊員E「役立たずが志願してきたり、何も考えてないお調子者が来たら、今度はそいつらを守らなきゃならないから逆に迷惑だ」グビッ
以下略



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