過去ログ - 勇者「仲間TUEEEEEEEEEEEEEE!!」
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334:名無しNIPPER[saga]
2016/03/06(日) 19:54:59.55 ID:GAxT1pDfo
騎士が剣を降り下ろした。

とはいえ、それはあくまで威嚇行為であり、肩あたりにかすらせるつもりだった。

しかし……!



バキンッ!!


騎士D「剣が……! 折れた……!?」


騎士の降り下ろした剣は、女に当たると同時にあっさりと、まるで枯れ木の枝の様に折れ散らばった。

呆然と鍔だけになった剣を眺める騎士。女がその横をゆっくりと通り抜けていく。


女「生憎、私は女神様から多大な加護を頂いています」

女「それ故に、剣も魔法も、私の前では意味を成しません」

女「御自分の武器を処分されたいというのであれば、他の方も御自由にどうぞ……」


そうして、固く厳重な鋼鉄製の扉を開けてゆっくりと大礼拝堂の中へと入っていく女……。

騎士達が我に返り、慌ててこの事態を報告しに行くまでの間に、女は大礼拝堂の奥の奥へとその姿を消していた……。


特別大礼拝堂の一番奥。その先にある異常に巨大な一室。

そこには、異なる聖域結界が六重にかけられ。

更に、教会が禁忌としている、魔と陰陽道を用いた複合結界も二重に張られている。

恐らく、人間が考えうる最強の結界。

その奥目指して。

女は一歩一歩確かめる様に進んでいった。


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