過去ログ - 勇者「仲間TUEEEEEEEEEEEEEE!!」
1- 20
502:名無しNIPPER[saga]
2016/03/13(日) 17:22:08.75 ID:0AI19Bpuo
ー 西の国、貴族の屋敷 ー



少年D「凄い……。王都でもないのに、これだけの書物があるなんて……」

少年D「しかも、魔法関連の書物ばかりだ。あ、こっちには魔導書が。こっちは魔物関連のが」バサッ、ドサッ

貴族「お気に召したかね、魔法使い殿?」

少年D「ええ、とても。ありがとうございます。助かります」

貴族「いやいや、礼など要らぬよ。我が領地に現れた魔物を無償で倒してもらったのだからな。こんな物で済むならお安いご用だ」

少年D「とんでもない。ここの図書室は金貨100枚以上の価値がありますよ。こちらは、貴族様が集められたのですか?」

貴族「いや、先代の先代が古書好きでな。私ではないし、私には価値がさっぱりわからんよ。書いてある文字すら読めんからな」

少年D「ほとんどが古代文字ですからね。しかし、素晴らしいです。しばらく滞在して、ここの本を読ませてもらう事は出来ますか?」

貴族「構わんよ。好きなだけいるといい。部屋も用意させておこう」

少年D「ありがとうございます!」

貴族「それでは、私はこれで失礼するよ。食事の時間になったら、メイドを遣わそう。それではな」クルッ、スタスタ

バタンッ……


少年D「助かるなあ。ありがたい話だ」

少年D「読みたいものばかりだからな。この魔物大全集とか、他にも魔導関連の書物が一杯」ゴソゴソ

ザザッ、バサッ (積み上げていた本が落ちる)

少年D「っと、いけない。貴重な書物だっていうのに」ササッ

少年D「ん……これは?」

少年D「異界移動の儀……? 昔、先生から異界の事は伝説として聞いてたけど、本当に異界なんてあるのかな……? あるのならここにも行ってみたいものだけど……」ペラッ、ペラッ……


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/527.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice