過去ログ - 勇者「仲間TUEEEEEEEEEEEEEE!!」
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904:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 17:41:10.85 ID:EDqZDKuQo
ー 同時刻。北の国、山奥の大屋敷 ー


カラーン、コローン…… カラーン、コローン……

 カラーン、コローン…… カラーン、コローン……


大賢者「これは……!」

九尾の狐「まさか、また聴く事になろうとはな……。奇跡の鐘の音じゃ……」

大賢者「やっぱり、そうなんですね! だけど、何て美しい音色なんだ……!」

九尾の狐「奇跡の鐘には二種類の音色があるんじゃよ、小僧。この美しき音は良い事が起こる前触れの方じゃな」

大賢者「良い事ですか……! だけど、今の時点で良い事と言えば……」

九尾の狐「前回は魔王が現れた時じゃったな……。となると、今回は魔王が倒されでもするのかの……」

大賢者「まさか、あの南の国に現れたという勇者が、もう……!」

九尾の狐「ほう。その様な奴がおったのか。しかし、人間ではあの魔王を倒すのは無理じゃと思うが……」

大賢者「いえ、勇者は魔王を倒す為に女神様が選んだ人です。不可能じゃありませんよ!」

九尾の狐「なるほどの、女神が一枚噛んでおるのか。それなら可能かもしれんが……さて、どうか」

九尾の狐「何にしろ、小僧。勇者が魔王を倒すにしても、今は北の空を見ておれ。妾の予感からすると、何か起こるなら向こうの方角じゃ」

大賢者「は、はい!」


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