過去ログ - 勇者「仲間TUEEEEEEEEEEEEEE!!」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/02/21(日) 17:46:50.12 ID:0sl7vD+po
大司教「別にあなたからの評価など、私はどうでも良いのです。それよりも、これを聞いてあなたはどうされますか?」
大司教「聞き及んでおりますよ。あなたは勇者の出現を教会にいる頃からずっと気にかけておられたと」
大司教「そして、勇者を深く尊敬し、女神同様とても大切に考えていると」
女「当然です! 勇者様は特別ですから! 必ずやこの世界を救って下さる方なんですから!」
大司教「ところが、現在の状況では恐らくそれは無理だというのが、流石に貴女でもわかって頂けたはずです。勇者だろうと何だろうと、人の子である以上、俗世の風聞や迫害からは逃れられませんからね」
女「……っ」
大司教「しかし、出来れば教会側としてはその様な不穏な真似はしたくない……。これはご理解頂けますよね?」
女「……結局、何が言いたいんですか?」
大司教「要は、最近、教会にとって不都合な事が起こり過ぎているのですよ。名誉を別のところに持っていかれるばかり。ならば、こちらも面子を保つ為に、何かしら都合の良い事が起きて欲しいと願っているのです」
女「つまり……私が教会側に戻れば、その面子が戻ると」
大司教「先程も言った通り、貴女の人気と名声は凄まじいですからね。世界を救えるのか不確定な勇者よりも、弱い者の味方であり実績が既にある貴女の方が市民からの人気はより上です」
大司教「貴女が教会に復帰してそれを宣言して頂ければ、勇者がどこの国から出ようと大した事ではない。教会側としてはお釣りがきます」
大司教「簡単に申し上げれば、勇者の旅の邪魔をされたくないのであれば、私と共に教会に戻って頂き教皇様に忠誠を誓って下さいと、そういう話ですよ」
女「…………」
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