過去ログ - 海未「立場がころっと変わってしまいました。」【ラブライブ!SS】
1- 20
5:名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)[saga]
2016/02/16(火) 20:49:54.56 ID:582wSQwS0


― お昼休み ―


海未「穂乃―あっ」

穂乃果「海未ちゃん???」

ベタン!!

穂乃果「えっえっ、海未ちゃん大丈夫!?」


中庭で休むのに良い場所を探してて、「穂乃果、あそこはどうですか?」と肩をポンと軽く叩こうとして....。

急に動いたら足がもつれて転んでしまいました。


海未「うぅ....いたた....」

穂乃果「転んじゃった....えっと、えっと、痛いところない?」

海未「手....は....ちゃんと出たのですが....膝―」

穂乃果「うん?痛いなら泣いてもいいんだよ?」

海未「え?」

穂乃果「ずっと下向いて顔合わせてくれないから....」


泣きそうで顔を合わせないのではなくて、合わせられないのです。

転んだ痛みよりも、転んだという事の恥ずかしさが勝ってしまって、しかも大好きな穂乃果に見られていたから尚更....。

でも、久々に大きく転んでしまいましたね。

流石に痛いものは痛いです。


穂乃果「ねぇ、膝から転んだの?」

海未「ええ、両膝が―」

穂乃果「わぁぁぁっ!!血が出てるよっ!?」

海未「穂乃果?」

穂乃果「あわわ、どどどどっ、どうしよう!バイ菌が入っちゃうかも!痛そうだし、穂乃果どうすれば―」


ふわっと、一瞬で恥ずかしさも何も消え去りました。

体全体を使って、慌てて一生懸命心配している穂乃果を見たら、恥ずかしがっている方が失礼だと思えてきました。

大体、穂乃果はあまり人を笑わない純粋な子です....私が馬鹿でした。

まずは四つん這いをやめましょう。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
45Res/54.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice