過去ログ - ◆ニンジャが出て◆このサツバツとした世界に血の雨を!◆殺す◆
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34:名無しNIPPER[saga]
2016/03/17(木) 03:47:57.65 ID:abt563g20
(これまでのあらすじ)

妻子を失ったサラリマン、フジキド・ケンジことニンジャスレイヤー。彼はネオサイタマにて、何らかのニンジャの干渉により殺害された。

死後の世界に落とされた彼は志半ばである事に腹を立て、もう一度ネオサイタマへと戻る為、魔王を討ち滅ぼさんと誓った。

異世界転生特典により、失ったニンジャソウル…ナラク・ニンジャの邪悪なる力を再び得た。

転生後、街のギルドに登録し冒険者として認められた彼は手始めに手頃な雑魚を狩りに出る。

ジャイアント・トード…その名の通り、スゴイオオキイなカエルである。

かのフロッグマンと言うニンジャが扱うバイオカエルよりも一回り大きなジャイアント・トードを容易く討伐した彼は一先ず街に帰ろうとする。

だが、途中でジャイアント・トードに捕食されかけている女性を見つけた彼は渋々乍も助け出した。

カエルの粘液により青少年のなんかが危ない状態の彼女の名はアクアと言うらしい。

彼女の胸は豊満であった。しかし人一倍傲慢でもあった。

女神を自称し、あまつさえ感謝の意すら述べぬ彼女は何とナラク・ニンジャの不浄を見抜き、ニンジャスレイヤー諸共灰燼に帰そうとする。

彼女のジツ(術。このすばの世界で言う「スキル」を指す)はナラクに対し効果覿面であり、彼女が本物の女神である事を知る。

命からがらジツから逃れたニンジャスレイヤーはナラク、ひいては自分の身の上を説明する。



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「…成る程ねぇ。アンタ、本物のニンジャって訳。私、一応日本担当の女神だったんだけど…もしかして、別次元から送られてきたバグかしら。聞いた事無いんですけど…」

「オヌシも本物の女神であるようだな…。先程のジツは一体…」

「ああ、あれ?あんなのアークプリーストともなれば簡単よ。ま、あれ程の威力を出せるのは此の女神アクア様だけだけど!」

口を開けば自画自賛が飛ぶ彼女に対しニンジャスレイヤーは溜息交じりに肩を竦めた。

「…まぁ、何故女神ともあろう者が、カエルなんぞに喰われて居たかはさておいて」

「ちょっとアンタ!さり気無くバカにしてない!?」

「私は魔王とやらを殺し、元の世界へ帰らねばならぬ。まだ悪しきニンジャらは…居る。ニンジャを全て殺すまで、私は死んでも死にきれぬ。こうして、またあのサツバツとしたイクサの地へと戻りたいと、死んだ後でも思って居るのだ」

「えっと…スルーされたの?私。…まぁいいけど。でも、魔王をアンタに倒されたら私が天界に戻れないじゃない!」




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