過去ログ - ◆ニンジャが出て◆このサツバツとした世界に血の雨を!◆殺す◆
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37:名無しNIPPER[saga]
2016/03/17(木) 04:25:30.26 ID:abt563g20


やいのやいのと何気ない、時々サツバツとした話題を練り込みつつ雑談を交えながら彼らは街へと戻って行った。


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「…で、アンタは何処に住んでるの?一応、協力関係とか結ぶ前にうちのカズマさんって人に紹介しときたいけど…もう晩御飯の時間だし、今日は解散って事で?」

「うむ、馬小屋の一間を借りている」

「あー…あそこね。慣れると良いわよね。私はもう屋敷に住んじゃってるけど、時々あの藁草が恋しくなるわ…」

「ほう、オヌシは生活の基盤を立ち上げる事はしっかり出来たのか」

「はんっ!当たり前でしょ。私は女神よ、女神?」

(((まぁ…大半はカズマのおかげだけど)))

(((ていうか、寧ろ私が色々借金したりしたせいで馬小屋生活が長引いたんだけど!)))

(((…そんな事まで言わなくても良いわよね)))

「…顔に出てるぞ。カズマ=サンとやらが其の屋敷の所有者か」

何時になく鋭い読みを口にするニンジャスレイヤー。彼の予想通り、彼女は図星其の物の表情を浮かべた。

「ア、アンタ…心読んだり出来るわけ…?」

「生憎、私にその様なジツは無い」

オヌシが単純だからだ、と一言罵倒すれば彼女は目尻に涙を浮かべ悔し気に唇を噛んだ。

「覚えてなさいよ!あ、明日のお昼ね!ギルドで集合!カズマさんに言いつけてやるんだからぁ!」

「うむ、オタッシャデー」

喚き散らしながらばたばたと忙しなく去っていく彼女を見届け、ニンジャスレイヤーは休む前に報酬を受け取りにギルドへと向かった。





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