過去ログ - ◆ニンジャが出て◆このサツバツとした世界に血の雨を!◆殺す◆
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40:名無しNIPPER[saga]
2016/03/17(木) 05:03:30.57 ID:abt563g20

ギルド内では食事が出来る、と言う説明を忘れていました。ケジメ案件がこうしてどんどん溜まっていきます。


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ルナの期待の眼差しは困惑に満ちた表情へと変貌した。周りの冒険者も、彼の動作に目を見張った。

メンポ越しに食事を行うと言う不可思議な行為に唖然とし、騒がしい周りは静寂が支配した。

周りの人間の視線を受け、少し食べ辛そうにしながらも黙々と食事を続けた。

暫くし、完食し終えた彼は会計を済ませるべく席を立った。

「おいおい、兄ちゃんよ…今のはどうやったんだ?そんな仮面着けながらどうやって…」

数人居る男衆の一人がそう声を掛けた。其の後ろにはルナの姿もある。

「…このメンポには、飲食機構が備わっているからだ」

其れだけ答えれば、彼は会計分の代金を骨が残った皿の下に挟み、掻き分ける様にしてギルドから出て行った。

あれだけの説明では謎は残ったままである。だが、追い掛けて問うのも些か無礼だろうと考えた面々はメンポの飲食機構とやらを話題の種にしつつ自らの席へと戻った。

「……」

一体飲食機構とは何なのだろう。どう言った仕組があるのか…ルナを含め、数人の冒険者は眠れない夜を過ごす事となるだろう。


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そして馬小屋へと帰ったニンジャスレイヤーは、懐から汚れた写真を取り出した。死して尚、持ち続けて居られた事は彼にとって幸福だっただろう。

写真には妻子、そして自分の姿が写って居た。サラリマンだった頃の、フジキド・ケンジ。彼は今やニンジャに、しかも異世界に居る。

復讐すべき相手も居ない、ただ己が復讐を遂げる為に殺す魔王と言う存在。幾数の考えを巡らせ、明日の約束を思い出した彼は藁草に身を沈め眠りへと落ちて行った。





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