7: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2016/02/17(水) 20:26:45.18 ID:AuX52slUo
  
 そんな風に物思いにふけっていたから、気付くのが遅れてしまった。 
 車が猛スピードでこちらに突っ込んできている。 
  
 ああ、もう、間に合わない。 
 みんな、ゴメンな。 
  
 そんな言葉が浮かんで消えた。 
  
  
 ピーーーーッ!! 
  
 甲高い笛の音が聞こえた。 
  
 そうできることを不思議に思いつつ、目を開ける。 
 俺の周りに、四人の男が立っている。 
 黄色い服の男が三人、黒い服の男が一人。 
 黒い服の男は、数字が表示された電光掲示板を持っている。 
  
 【13:42】 
  
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