過去ログ - 【艦これ】提督「こんな夢を見た」【夢十夜】
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72: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/27(土) 00:04:52.33 ID:cnIJVxkn0

『――さん、提督、まだ起きてる……?』

末の娘の声であった。

以下略



73: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/27(土) 00:05:48.58 ID:cnIJVxkn0

女と俺との間に娘を挟み、川の字になった。甘えるように女に擦り寄っていた娘は、すぐにくぅと眠りに落ちた。

「……私は、果報者です」

以下略



74:名無しNIPPER[sage]
2016/02/27(土) 00:34:29.91 ID:v7nT7g7p0



75:名無しNIPPER[sage]
2016/02/27(土) 08:49:59.57 ID:gK/wXUxFo


今回は鳳翔さんか……。


76: ◆GFAFNejGqE[saga]
2016/02/28(日) 00:00:05.81 ID:RhMiUjwy0

 【第十夜】

こんな夢を見た。

以下略



77: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/28(日) 00:01:12.14 ID:RhMiUjwy0

俺は元来口下手な男であるから、それきり何とも言わず黙っていた。言葉がないのを誤魔化すため、一本残った串を手に取った。それを口に入れようとすると、女が言った。

「ちょっと、一緒に出かけない?」

以下略



78: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/28(日) 00:02:08.67 ID:RhMiUjwy0

そらまた言い出した、と俺は思った。こんな所で夜戦しようものなら、夜が明けるまで延々と続くに決まっている。

「月を見に来たのではなかったか」

以下略



79: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/28(日) 00:03:21.03 ID:RhMiUjwy0

とそこへ、小鬼が一匹けたけた笑いながら来た。仕方ないので、俺は持っていたみたらしの串で小鬼の鼻面を突いた。小鬼はギィィと鳴きながら海に落ちて行った。

俺がほっと息を吐いていると、また一匹の小鬼が口をがっと開いて噛み付きに来た。俺はまた串を突き出した。小鬼はギィと鳴いてまた海に落ちた。ところがすぐにまた一匹現れた。

以下略



80: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/28(日) 00:04:57.76 ID:RhMiUjwy0

もはやどれだけ多くの小鬼を落としたのかも解らない。ただ空よりも真っ黒い海中を見ていると、抑えようのない恐怖が湧いてきた。

しかし小鬼が続々と来る。黒い躰に生えた白い手足をばたばたさせながら、海面を覆い尽くす勢いで際限なく増えていく。

以下略



81: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/28(日) 00:06:04.01 ID:RhMiUjwy0



そこで目が覚めた。

以下略



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