過去ログ - 【艦これ】提督「こんな夢を見た」【夢十夜】
1- 20
90: ◆GFAFNejGqE[sage saga]
2016/02/28(日) 22:59:54.24 ID:RhMiUjwy0

 【第二夜】解説


俺…提督
女…霞


配役は当初、曙を考えていましたが、和尚の台詞「御前は〜人間の屑じゃ」より、提督をクズ呼ばわりする霞ちゃんに決定。
原作では「自分」が自害すると推測される終わり方ですが、その通りにすると霞ちゃんの心が壊れてしまいそうなのでラストを改変。それに伴い「俺」が自決を考えるほど思い詰めている理由も変更。詳細は後述。


>壁にかけてある絵は〜
当初はネタ重視で「しばふの筆である」と書きました。その後、霞ちゃんの御姿をお描きになられた「コニシの筆」と変更。でも実際にコニシさんがこういう絵を描いてるわけじゃないし……ということで結局は「誰の筆かは知らぬ」に。キャンバスアートを意識してbobニキ案もありました。


>広い海原の上に〜
礼号作戦において「霞」に将旗を掲げた木村昌福提督をイメージ。もやがかかっているので北の海かもしれません。


>女が私の拳銃を手に
ここの「私」は「俺」の間違いです。


>こんなことされたって、嬉しくも〜
所属していた駆逐隊の司令が、損害の責任をとって自決を図ったことがある霞ちゃんにとっては、トラウマを刺激される行為以外の何物でもないでしょう。


提督はなぜここまで思い詰めていたのか(8割方後付)

 第二夜における「夢」は単なる夢ではなく、過去に経験した出来事を夢として回想しています。つまり提督が自決を図ったのも夢でありかつ現実。では、なぜそうも思い詰めたのか?
 この(夢の中の出来事の)直前、中部海域を目標とした大規模作戦が発令され、霞ちゃんは駆逐隊の旗艦として本土周辺海域の警備任務に就きます。
 しかし作戦中、有力な敵艦隊の攻撃を受けた民間船舶と友軍を救援するため、霞ちゃんは独断で隊を移動させます。
 その結果本土の警戒線に穴が生じ、深海棲艦の主力級打撃部隊がそこから本土近海へ侵入。幸いにも被害は最小限で食い止められましたが、上層部は責任の全てを霞ちゃんに求め、駆逐艦「霞」の解体を決定します(ここでの解体は死と同義)。
 霞ちゃんは、自分が見込みありと認めた提督に責任が及ばないのであれば構わない、として粛々と解体を受け入れます。
 が、提督からすれば、部下の責任は自分の責任、まして長い付き合いの秘書艦を失うなど考えられない、ということで、自分が責任を負うことで解体だけは回避しようとします。
 ところが霞ちゃんはそれを拒否。厳しい言葉で提督を突き放します。
 しかし、何と言われようと霞ちゃんを守りたい一心の提督は、明日までに落し所を見つけようともがきます(この時点では個人的な情報筋から解体の決定を聞いたのみで、正式な命令が届くのが明日)。
 ですが、提督にできる唯一の手段、提督が責任を取ることを霞ちゃんが拒否している以上、提督に打てる手はありません。
 霞ちゃんに有無を言わせず責任を被る手段は、自ら死を選ぶことのみ――想いが行き過ぎてしまった提督はついに拳銃に手を伸ばしますが、そこは付き合いの長い霞ちゃん。提督の自決を阻止し、仕方なく二人揃って責任を取るということで折れます。
 そうして二人とも辺境へと左遷。今は、戦いから離れた穏やかな日々を送っています。
 その後、辺境のこの地を「大和」とその護衛水雷戦隊が訪れたことから、再び二人の運命が動き出す……というところまで妄想しました。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
107Res/63.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice