過去ログ - 宮永咲「図書室って落ち着くよね」
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70: ◆eBX.lrCXD2
2016/02/19(金) 21:55:01.90 ID:W1u8Js9o0
司書「……何のことかしら?」
咲「あなたがとぼけるなら、勝手に私の推理を話します」
京太郎「おい、宮永。桜太郎の正体がこの人ってどういう事だよ?」
71: ◆eBX.lrCXD2
2016/02/19(金) 21:57:49.23 ID:W1u8Js9o0
咲「図書室に残ってたノートの切れ端」
咲「私がノートをしまったまま立ち去ったのなら、床に落ちた切れ端が、嫌でも目につく」
咲「それを回収しなかったのは、いずれ私には拾わせるため」
72: ◆eBX.lrCXD2
2016/02/19(金) 22:01:40.43 ID:W1u8Js9o0
咲「その謎も、あのノートを最後まで読んだ時に解けました」
『名前を奪われし者が自らの名を取り戻した時、彼の者は消え去る
73:名無しNIPPER[sage]
2016/02/19(金) 22:05:04.19 ID:si9J3Heco
名前を奪われし者が自らの名を取り戻した時、彼の者は消え去る
ここまでノートの筆者はたどり着いてないとか?
74:名無しNIPPER[sage]
2016/02/19(金) 22:05:59.50 ID:b77iAZylo
解けてないはずなのに、なんで解けたときの結末知ってんだとか?
75:名無しNIPPER[sage]
2016/02/19(金) 22:06:20.30 ID:/Bzy2Qjy0
わからんが旧字体じゃないとか?そんなわけないか
76: ◆eBX.lrCXD2
2016/02/19(金) 22:09:46.57 ID:W1u8Js9o0
『私は今、とある怪奇現象に見舞われている
よってノートに書き記す餘裕などないのだが、民俗學者として後世にこの體驗を殘す義務がある
全ての始まりは、私がある傳承を調べにとある村に赴いた時の事だった』
77: ◆eBX.lrCXD2
2016/02/19(金) 22:14:42.54 ID:W1u8Js9o0
咲「本物の桜太郎が、名前を解き明かせば消えるかはわかりませんけど……少なくともこれを書いた人は、この暗号を解いて名前を解き明かして欲しかった」
咲「だから、このノートを見つけた私を脅かして、なんとか名前を奪われし男児を撃退するために、暗号を解き明かすように追い込んだんです」
京太郎「けど、それじゃあ動機が半分じゃないのか?」
78: ◆eBX.lrCXD2
2016/02/19(金) 22:21:56.21 ID:W1u8Js9o0
司書『そろそろ閉館の時間になるから、図書室を閉めたいんだけど……』
79: ◆eBX.lrCXD2
2016/02/19(金) 22:26:34.26 ID:W1u8Js9o0
咲「どうですか?何か間違ったところがあれば教えてください」
司書「……ふぅ。概ね正解よ」
司書「あいにく私は推理小説は読まなくてね」
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