過去ログ - シンジ「ねえアスカ」アスカ「んー」
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35:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 00:07:20.53 ID:IfFdUmdT0
シンジ「ねえアスカ」
アスカ「んー」
シンジ「結局僕ら今どういう状況だっけ」
アスカ「そうねぇ」
アスカ「最後の使徒がいなくなって、世界が平和になって、あたし達がエヴァに乗ることもなくなって」
シンジ「なんだかんだ僕達一緒に住んでるよね」
アスカ「ミサトが良いって言うし、あたしは他に頼れる宛もないから」
シンジ「ドイツに帰らなくていいの?」
アスカ「少なくとも帰りたいとは思わないわ。今でもたまに電話はかかってくるけどね」
シンジ「そっか、じゃあまだしばらくはずっと一緒かな?」
アスカ「あんたがそうしたいならね」
シンジ「ふーん」
シンジ「じゃあ結婚する?」
アスカ「……あんた、結婚の意味分かって言ってる?」
シンジ「そりゃ分かってるけど。どうせ一緒にいるんだし、してもしなくても大して変わらないじゃない」
アスカ「それはあんたがあたしと一緒にいたいっていう意思表示と取ってもいいのかしら?」
シンジ「まあ、僕から頼んだことだから」
アスカ「……あんたは嬉しいの?」
シンジ「そりゃ、男としては嬉しいよ」
アスカ「シンジとしては?」
シンジ「んー……ま、それなりに、かな」タハハ
アスカ「信じられない返事ねぇ、あんたからプロポってきた癖に」
シンジ「結婚なんて、そんなにロマンが無いことなのかなってちょっと思って」
アスカ「あたしと一緒じゃロマンが無いってか」
シンジ「ロマンなんか無くっていいよ、僕は」
アスカ「……けっ、いっちょ前にいきがっちゃって。ほんとはファーストの方が良かったりすんじゃないの、あんた?」
シンジ「アスカこそ加持さんの方が良いんじゃないの?」
アスカ「加持さんの話はやめてってば……」
シンジ「ちぇっ、都合の良い時だけさ。僕に対しては未だに綾波だのカヲル君だの言ってくるくせに」
アスカ「……」プイッ
シンジ「……」
アスカ「……なら、条件」
シンジ「?」
アスカ「いい?あんたはこれから、あたしに1日も欠かさず毎日ご飯作ること」
シンジ「だからそれ、今と何も変わってないんじゃ……」
アスカ「あんたバカぁ?それが一番大事なのよ!」
シンジ「わ、分かったよ」
シンジ「じゃあ……これからも僕、アスカの為にご飯をつくるよ」
アスカ「♪」
終わり
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