過去ログ - 三船美優「ビフォア ザ シンデレラ」
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3: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/02/21(日) 00:40:50.19 ID:mWvUcEHC0
 決めておいた時間の二十分前に待ち合わせ場所に到着すると、既に彼女はそこで待っていた。

 スマートフォンを触ったり音楽を聴いたりしているようでもなく、ただ目の前を横切る往来を、そこを走る車の流れをぼんやりと眺めているようだった。

 P「美優」

 傍まで駆け寄り、声をかける。名前を呼ばれた彼女は、未だ心ここにあらずといった様子でこちらに振り向いた。

 美優「あ、Pくん」

 一拍遅れて彼女が微笑む。

 美優「久しぶり。私のこと、まだ覚えてる?」

 P「ああ、一目でお前だってわかったよ」


 数年ぶりに会った彼女は、綺麗な見た目はそのままに、少しやつれているように見えた。


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