過去ログ - ビスマルク「初めての耳掃除」マックス「drei」
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1: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/21(日) 13:23:55.90 ID:Tbwo2aBTo

シリーズの過去作

レーベ「初めての耳掃除」
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マックス「初めての耳掃除」レーベ「Zwei」
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私はビスマルク級戦艦のネームシップ・ビスマルク

日本の工廠で建造されて艦娘として生まれ変わった私は、そのまま日本の鎮守府に籍を置くことになった

建造されて二ヶ月が経ち、鎮守府での生活には慣れた。料理は美味しいし、日本の艦娘は個性があって話していて楽しい。それに同国の艦娘としてレーベとマックスも居るので、心細くも感じなかった

でも、楽しい事ばかりではなかった。何故なら、私は一つの壁にぶつかっていたのだから

――――――――――



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2: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/21(日) 13:24:55.94 ID:Tbwo2aBTo

今日の演習がすべて終わり、空も暗くなってきた。私は一人、部屋の中で電気もつけずに座り込んでいる

『……今日も、あまり活躍出来なかったわね』

以下略



3: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/21(日) 13:25:22.71 ID:Tbwo2aBTo

やはり練度や艤装の改造が必要なのだろうか? 私の練度は彼女達と比べてもかなり低いし、改造だって一度はして改にはなったけど、彼女達は改二と言う二度の改造を施されている

私の艤装にも改二相当の改造は存在するらしいが、練度が足りないと言われて出来ずに居る。これについては今後も演習や出撃に出続ければいずれ達成できるだろう

以下略



4: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/21(日) 13:26:05.81 ID:Tbwo2aBTo

私がやってきたのはレーベ、マックスの部屋だ。彼女達は私と同じドイツの艦娘で、他の艦娘よりも話しやすい相手だ。それに、慣れ親しんだドイツ語で会話できる事も話しやすさの一つとなっている

二人と話していれば、少しは気を紛らすことが出来るだろう。私はドアを開けて部屋に入る

以下略



5: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/21(日) 13:26:42.83 ID:Tbwo2aBTo

『……ところであなた達、何をしているの?』

『これは耳掃除って言う、日本では有名な耳の中を綺麗にする行為だよ』

以下略



6: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/21(日) 13:27:10.19 ID:Tbwo2aBTo

『ところで、姉さんはボク達に何か用があってきたんじゃないのかな?』

『……耳掃除を見てすっかり忘れちゃったんじゃないかしら。それより続きをしてくれる?』

以下略



7: ◆Iris/WZGeA[saga sage]
2016/02/21(日) 13:27:52.68 ID:Tbwo2aBTo
とりあえずここまで
書き溜めしてまた投下する


8:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 13:28:51.52 ID:Svkkvibno



9:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 14:48:09.54 ID:32GLk4vW0
待っていたぞ


10: ◆Iris/WZGeA[saga sage]
2016/02/21(日) 15:53:05.23 ID:Tbwo2aBTo
>>5

>『これは耳掃除って言う、日本では有名な耳の中を綺麗にする行為だよ。』

上のセリフを訂正
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 17:01:11.34 ID:scczFGXuo
乙です


12:名無しNIPPER[sage]
2016/02/21(日) 23:34:45.48 ID:r6u5F8PTo
有名な……?
一般的なの方が……


13: ◆Iris/WZGeA[saga sage]
2016/02/22(月) 00:04:25.19 ID:SG4csKLRo
確かにその通りだと思ったので訂正しとこう

>>10

>『これは耳掃除って言う、日本では有名な耳の中を綺麗にする行為だよ。手に持っているのは耳かきという掃除用の道具さ』
以下略



14: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/22(月) 00:32:03.21 ID:SG4csKLRo
遅くなったけど投下します


15: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/22(月) 00:32:29.50 ID:SG4csKLRo

「提督、入るわよ」

私はノックを忘れて執務室に入室する

以下略



16: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/22(月) 00:32:55.62 ID:SG4csKLRo

「ちょっと頼み事があるけど……秘書艦は今居ないのかしら?」

「今はちょっと用があって席を外している。すぐに戻ってくると思うが」

以下略



17: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/22(月) 00:33:56.62 ID:SG4csKLRo

「……もう一度言うわ。ミミソウジをして欲しいのだけど」

「聞こえているさ。そうじゃなくて、ビスマルクが頼んでくるとは思わなくてな」

以下略



18: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/22(月) 00:34:49.71 ID:SG4csKLRo

執務が終わり耳掃除の準備をした俺は、指定の時間までソファに座り待つ。すると、ビスマルクが執務室に入ってきた

「来たな。まずは鍵を掛けてくれ」

以下略



19: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/22(月) 00:35:15.78 ID:SG4csKLRo

「それで、耳掃除をしてもらうために先に耳の中を――」

俺がビスマルクに指示をしていると、帽子を外してソファの端に放り投げる。そして直ぐ様膝の上に頭を乗せてきた

以下略



20: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/22(月) 00:35:43.40 ID:SG4csKLRo

「じゃあ、まずは耳の中を覗かせてもらうぞ」

「ええ」

以下略



21: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/02/22(月) 00:36:21.04 ID:SG4csKLRo

「ビスマルク、一つ聞きたいことがあるんだが」

「何かしら?」

以下略



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