過去ログ - 【咲】京太郎「滅びる世界の物語」絹恵「その5やね」【おでん汁】
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719: ◆R5j2Ndo0Hc[saga]
2016/02/26(金) 00:05:14.68 ID:P2KWYr3so

スカルディ「悪魔とは心外ですな」

スカルディ「我々は終焉をより良い形で終わらせる為に動いておりますのに」

バレンタイン王「その為にかつての主君を利用としようとするなど悪魔と呼ばれても致し方あるまいよ」

スカルディ「それは誤解であります」

スカルディ「我らはただガロン王に終焉を導く存在になっていただきたいだけ」

スカルディ「…そう。冥府の全てを支配する王に」

バレンタイン王「冥府の王か。しかし…あの王はそれを望むまいよ」

バレンタイン王「あの男はダーコーヴァの呪いに侵されながらもギリギリのところで理性を保っておる」

バレンタイン王「かつての我が好敵手の精神を砕くのは並大抵の事では不可能だ」

スカルディ「ですから、我らは呼び水を求めております」

バレンタイン王「呼び水だと…?」

スカルディ「えぇ。ここ世界で再びダーコ―ヴァを実現すれば…エンデルフィアで眠っておられるガロン王もその影響を受けられるはず」

スカルディ「終焉を導く冥府の王として、あのにっくき女王を食い荒らし、現世へと湧きい出てくれるでしょう」

スカルディ「…ですが、それは少々、上手くいってはおりません」

スカルディ「ガロン王の倅とは思えんほどエドマンドは気弱ですが…しかし、強情でしてな」

スカルディ「どれほど魔法を掛けてもダーコ―ヴァの秘術が記された本を決して渡そうとはしませぬ」



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