過去ログ - 咲「部長、まだ残ってたんですね」
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20:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 22:00:59.02 ID:aP8rJs2V0
誰もいなくなった部室で、咲は久と向き合う。
二度目とはいえ緊張してしまうそれに早くもドキドキと心臓が音を高める。
咲「…ん…」
21:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 22:02:49.82 ID:aP8rJs2V0
咲「でも、たまになら…その、いいです、よ」
久とキスをするのが嫌なわけではないし、
これで久の疲れが取れるなら咲としては別に苦ではない。
22:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 22:05:17.66 ID:aP8rJs2V0
咲「…ん」
小さな声が重なっている唇の隙間から零れ、咲の心臓が大きく跳ねる。
恥ずかしくなって直ぐに唇を離す。
23:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 22:07:22.50 ID:aP8rJs2V0
咲「あの…疲れ、取れました?」
久「ええ。咲のおかげでね」
咲「それは良かった…です」
24:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 22:09:36.89 ID:aP8rJs2V0
久「ねえ、少しいつもと違うキスをしてもいい?」
咲「違うキス、ですか?」
久「そう。目を閉じて?咲」
25:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 22:11:54.05 ID:aP8rJs2V0
きつく目を閉じて耐えている間も、熱い舌は楽しむようにぴちゃぴちゃと音を立てて舐める。
咲「っ」
ほんの少し唇を開けた瞬間だった。
26:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 22:14:22.97 ID:aP8rJs2V0
激しい口づけに荒くなった吐息と鼻から抜けるような甘い声が零れ落ちる。
ぴちゃり、くちゅりといやらしい音が脳に響く。
頭がくらくらして何も考えられなくなっていった。
27:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 22:16:10.68 ID:aP8rJs2V0
久「…やばいわね。止まらなくなりそう―――」
口元を押さえ、久が呟く。
しかし頭が真っ白になった咲に届くことはなかった。
28:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 22:18:07.88 ID:aP8rJs2V0
咲「ぶ、ぶぶぶぶ部長!?い、今のは!?」
久「少しやり過ぎたかしら」
ぱくぱくと口を開けて咲は固まる。
29:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 22:21:30.21 ID:aP8rJs2V0
じゃあ、今のは?
これも久の疲れを取るための行為?
30:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 22:24:03.56 ID:aP8rJs2V0
咲「や、別に嫌じゃないんですよ?ただ、こう、なんていうんですか、ほら」
久「なに?」
咲「こ、これって恋人同士でするものじゃないかなって…」
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