105:名無し ◆4v8YI6cjUrA8[saga]
2016/03/05(土) 19:42:51.98 ID:2Pu2RYmpO
澪VS紬
紬がまた一歩、一歩と距離を詰める
普通ならあれほど攻撃を受けたならば闘い方を変えるものだ
だが紬は頑なにこのスタイルを変えない
一度でもまともに捕まえれば私の勝ち
紬はそう確信していた
対する澪も先程と考えは変わらない
紬に捕まる前に兎に角全力で攻撃を叩き込む
自分のスタイルを信じて
二人は闘い方を変えない
再び澪の間合いに紬が入る
ーーー回し蹴りーーー
更にスピードと威力を増した蹴りに紬は反応が遅れる
辛うじて片手を澪の足と自分の脇腹へねじ込む紬
凄まじい蹴りの衝撃が紬を襲う
だが怯まない
更に前へ出る紬
低い姿勢からタックルを放つ
回し蹴りの体勢から十分に戻しきれていない澪はタックルをまともに浴びる
身体を後方に打ち付けられる澪
紬が拳を降り下ろす
澪は全力を込めて両足で紬を蹴りつける
たまらず後ろへと体勢を崩す紬
先程の回し蹴りのダメージで動きが鈍くなった紬は追い討ちをかけれない
澪もタックルで後方に倒された際に身体を打ち付け、ダメージを負っている
お互い満身創痍になりながらも立ち上がり、再び向き合う
紬が距離を詰める
迎え撃つ澪
息を切らし、ダメージに体が重くなろうとも
二人の顔はその状況を楽しむが如く緩んでいた
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