49:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/28(日) 18:48:33.00 ID:fmBkqfKeO
唯VS憂
バックを取った憂は唯の顔面へと細かく打撃を加える
唯は体や頭を動かしながら片手でこれをなんとか防ごうとする
ーーーーー両手で防げばいいじゃないかーーーーー
そう思うかもしれないがバックを取られた者にとっての一番の驚異
それは後ろからのネックチョーク
つまり首を絞められる事だ
憂は執拗に唯の顔面へと細かく打撃を加えながら、唯が打撃に集中しようものならば首に腕を回そうと試みる
徐々に唯は追い詰められていく
ーーー刹那ーーー
唯の状態が前に傾き、片手が床に着く
憂はここだと確信して首へと腕を回す
不完全ながらも唯の首へと憂の腕が絡み付く
時間の問題
憂はそう思った
すると唯が不可解な行動に出る
後ろに居る憂へ攻撃をしてきたのだ
そんなことをすればますます首の腕は締め上げられる
更に後ろへ打撃を放ってそれが有効打になるとも考えにくい
憂はその攻撃に構わず唯を仕留めにかかる
唯の首に回る腕に力を込めると同時に唯の打撃が憂の顔にヒットする
だがダメージは無い
ところが
突然憂の目に痛みが走る
一瞬憂が怯んだ隙を唯は逃さず体を回転させ憂と向き合う形になる
さらに憂がまだ怯んでいるのを見て思い切り憂のボディに膝を入れる
たまらず憂は悶絶して横に転がる
追撃しようと唯は動くが、唯もまだダメージが抜けていないためその場で少し息を整える
憂は息を整えると目を擦り、唯に向き合う
目を擦ると微かに柑橘の香りがした
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