92:名無し ◆4v8YI6cjUrA8[saga]
2016/03/04(金) 09:10:31.69 ID:E1umhHMa0
秋山 澪
パパは空手を通じて私に強い心に育ってほしいと願ったのだろう
沢山の子供が参加していたので引っ込み思案な私の性格を治すにはぴったりだと考えた
大半が男の子だったので初めはその中に紛れて練習をするのが恥ずかしかった
それでもなんとか頑張った
大きな声を出しながら正拳突きや回し蹴りの練習を繰り返した
恵まれた体型と必死の努力で私はよく誉められる様になっていた
嬉しかった
人に認められる事が
いつもビクビクしていて何事も気後れしてしまう性格だったから
一生懸命取り組んで認められることは私と言う存在を肯定されている様に感じて嬉しかった
だが.....
やがて私は大きな壁に阻まれる
いや、今も壁を越えられていない
ーーー組手ーーー
私はそれまで順調に上達していた
だけど組手になると私は入門したての子とさほど変わらない程に動けなくなるのだ
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