過去ログ - 少年「ぼくんちに勇者様が一泊した」
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16:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 19:01:19.16 ID:gNZNa3Oko
「おかげですっごく気持ちが楽になった。
なんたってこんなとっておきの隠れ家を紹介してくれたんだからね」
勇者様は続ける。
「だけど俺はまだ大丈夫だ。ここを使わせてもらわなくても大丈夫だ」
いつも「私」を使う勇者様が「俺」を使ってくれたことがなんだか誇らしかった。
ぼくは自分が勇者様の相棒だと認められたような気がした。
「だけど、もし……もし、俺が本当にピンチになって、どうしようもなくなったら、
ここにかくまってくれるかい?」
「はい! ぼく勇者様をかくまいます! だからいつでも来て下さい!」
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